日米年金の受給者に対する教育と啓蒙活動
国民年金へのWEP適用除外がついに実現し、既にSSを受給開始していらっしゃる方への吉報となり、そしてこれから受給される方への安心となりました。それを受けて、NSCAは第2のミッション「日米年金の受給者に対する教育と啓蒙活動」に向けて取り組んで参ります。
2022年7月1日に今まで国民年金に適用されていたWEPが正式に除外になりました。
日本の年金はいわゆる「2階建て」で、国民年金をベース(1階)として厚生年金(2階)が上乗せされています。今回WEP適応外となったのが1階部分の国民年金部分で厚生年金を受給している人は日本年金機構より受け取る通知書に書かれている厚生年金(Employees’ Pension)の部分のみがWEP対象となります。従って人によってはWEPによる減額がより少なくなる可能性があります。また国民年金のみの受給の方は減額がなくなります。
SSAの発表によると過去に国民年金の部分で減額されている人はお金が戻ってくるとの事です。ソーシャル ・セキュリティーを受給する際、国民年金部分の減額がなされていない事を確認することをお勧めします。
SSAのこの発表をもってNSCAのミッションが達成されました。サポートしていただいた皆さん、ありがとうございました。今後は日米の年金を受給する方々への教育と啓蒙活動に取り組んでゆく所存です。引き続き応援を宜しくお願い致します。
詳細に関してはニュースレターをご覧ください。