WEP (Windfall Elimination Provision棚ぼた排除規定(詳しくはWEP 棚ぼた排除規定を参照)というSSA(Social Security Administration=社会保障庁)の規定に依り、日本の年金受給者が米国年金受給の手続きをすると、米国年金の一部、最大512ドル(2022年度)が毎月減額されることがあります。【在日米国大使館・領事館のサイトから2009年8月28日 (usembassy.gov) 】
しかし、Social Security Administration (SSA) から国民年金へのWEP適用除外の方針が示されました。【在日米国大使館・領事館のサイトからWindfall Elimination Provision – 在日米国大使館と領事館 (usembassy.gov) 】
SSAのプログラム運営マニュアルPOMS (Program Operations Manual System) GN 01701.320にWEP適用対象外の年金として日本の国民年金が記載されています。
国民年金へのWEP誤適用問題のために多くの時間を割いてSSAとの交渉を続けて下さった在アメリカ日本国大使館、NSCAの活動をご支援して下さった皆様、そして地道に活動を続けて下さったNSCAボランティアの皆様のお力添えがあってこその結果だと思います。心より御礼申し上げます。
今後の具体的なスケジュールや、どの様なプロセスを踏んで減額が免除されるかはまだ明確ではありません。NSCAは今後もSSAと連絡を取りながら、随時、新着情報を発信してまいりますが、より具体的な情報をお持ちの方がいらっしゃれば、お問い合わせより情報提供していただけますようお願いいたします。